こんばんは！

全国的な荒天ですね。

ここ函館も今日は猛吹雪です❄️

今年も流氷ダイビングの季節となりました。

明日から、いよいよ知床に向けて出発です。

明日は約700キロくらい走るので移動で終了です。

明後日からダイビングの予定ですが、まだ流氷はありません…

今年は遅れに遅れていますね。

心配しても仕方がないのでまずは向かいます！

さて、今日紹介するのはオニカジカです。

地方名で花魁鰍(オイランカジカ)とも呼ばれています。

その通称の理由は花魁の付けるかんざしに似ることからとも言われています。

このカジカ、通年に近い状態で観察できますが、今は特別な季節です。

特別な理由は繁殖期に入るからです。

オスが繁殖場所を確保しメスが訪れて産卵します。

アイナメ同様にメスにより卵塊の色が異なるので卵塊だけ撮影しても美しいのです。

また、オスはシリビレに美しい卵模様を持っています。

カジカの中でも数種で確認できている模様なのですが「エッグスポット」と呼ばれています。

この美しい模様はお洒落なだけではなく実際メスにディスプレイするときなどに利用されています。

このカジカ結構、抱卵を失敗する事も多いので観察を続けます。

あと２箇所ほど良さそうな場所がありますので興味のある方はリクエストしてくださいね！

抱卵のそばにはロートヒトエカンザシが美しく咲く場所もありここもおすすめです。

オニカジカ以外にもナメダンゴsp.も抱卵を始めています。

時折、その近くではお腹の大きなメスも現れます。

ゴッコも本格的に繁殖に上がってき始めましたし楽しい季節の到来です。